認知行動療法、クライアント中心療法
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心と技術の「車の両輪」で太る習慣をリセット
当院のゴールは、単なる一時的な減量ではありません。通院を終えた後も、ご自身で理想の体型と心身の健康を維持できる生涯における習慣を身につけていただくことです。
そのために、当院では表面的な食事指導だけでなく、行動や思考のクセを科学的に修正する「認知行動療法」と、内面を深く理解し受容する「クライエント中心療法」を掛け合わせた独自の治療アプローチを採用しています。
認知行動療法
当院ではすべてのステージで認知行動療法を元に治療をすすめていきます。
だれでも実践できるように専用の認知行動療法の資料を使って生活習慣を効率よく変えていきます。
下記のように自分周りの環境や行動、頭に浮かぶ考えを患者さんと医師の協同で変えていく方法を学びます。
太る「習慣」を科学的に書き換える
減量が続かないのは、決してあなたの「意志が弱いから」ではありません。無意識のうちに太りやすい「行動」「思考のクセ」「注意の向け方」が身についてしまっているからです。 当院では、心理学の歴史で培われた3つの世代の認知行動療法をフル活用し、スモールステップの原則で無理なく習慣を書き換えます。
【第1世代】行動療法(行動へのアプローチ)
「なぜ食べてしまうのか(機能分析)」という背景を科学的に分析し、環境や行動パターンを具体的に修正します。 根性論ではなく、リバウンドの隙を与えない現実的な行動計画を立てます。
【第2世代】認知療法(思考・認知へのアプローチ)
「少しでも食べたら失敗だ」「自分はダメな人間だ」といった、極端で太りやすい「思考のクセ(認知の歪み)」に気づき、より柔軟でポジティブな捉え方ができるように修正していきます。
【第3世代】マインドフルネス等(注意の向け方へのアプローチ)
過食の衝動やストレスが湧き上がったとき、無理に抑え込むのではなく「ただそこにあるもの」として客観的に注意を向ける(マインドフルネス)技術を身につけます。これにより、衝動の波に飲み込まれず、冷静に対処できるスキルを養います。
クライエント中心療法
ありのままの自分を受け入れ、真の解決策を導き出す。
肥満や過食の背景に「深い悩み」や「強いストレス」が潜んでいる場合、医師から「こうしなさい」と正論を言われたり、認知行動療法によって認知(思考のクセ)を修正するアプローチを用いたりしても、頭では分かっていても心からは納得できず、根本的な解決に至らないケースが少なくありません。 こうした従来のアプローチに違和感を抱いていた私は、当院の臨床心理士の協力のもと、「クライエント中心療法」を組み合わせた治療を行うことが非常に重要であると確信いたしました。
医師は「指示者」ではなく「伴走者」
当院では、医師があなたの伴走者となり、患者様とともに内面の深い部分まで一緒に降りていきます。否定や評価をせず、あなた自身の感情や葛藤に寄り添います。自己受容から生まれる「自然な変化」
対話を通して自分自身を深く理解し、「ありのままの自分」を一度しっかりと受け入れること。それがすべての出発点です。不思議なことですが、自分を本当に受け入れることができた後には、他人に言われずとも「自然と自分の中から解決策(どう行動すべきか)が湧き上がってくる」ようになります。一見「回り道」に見える、一生涯の財産
このプロセスは、医師の指示に従って減量を進めるだけの方法と比べると、一見「回り道」に感じるかもしれません。しかし、ご自身で悩み、納得して導き出した答えだからこそ、真の意味で自分の価値観として定着します。この内面からの変化こそが、通院卒業後もリバウンドを防ぐ「一生涯の習慣化」に繋がるのです。なぜ、この2つを組み合わせるのか?
効率的に習慣を変える『認知行動療法』と
難題に対して根本的解決を図る『クライアント中心療法』
この両輪が揃って初めて、ストレスや誘惑に負けない自己コントロールが可能になります。当院は、この2つを掛け合わせることこそが、患者様の人生を根本から豊かにする最も効率的で本質的な肥満治療であると確信しています。