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ダイエットのモチベーションを維持するには??

ダイエットのモチベーションを維持するには??

「今年こそは痩せよう!」と決意してダイエットを始めたものの、途中でどうしてもやる気が続かなくなってしまった経験はありませんか?

減量を成功させるために、食事制限や運動の方法と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「モチベーション(やる気)」のコントロールです。今回は、心理学的な理論を交えながら、減量とモチベーションの深い関係、そして当院の減量外来がどのように皆さんのやる気をサポートしているのかをお話しします。


モチベーションを決める「価値 × 期待」の法則

心理学において、人が行動を起こし、それを続けるためのモチベーションは、次のようなシンプルな掛け算で決まると言われています。

モチベーション = 「価値」 × 「期待」

この2つの要素には、それぞれ次のような意味があります。

  • 価値(重要さ): 「痩せること」が、その人にとってどれだけ大切か。
  • 期待(実現可能性): 「自分にも本当に痩せられそうか」という達成の見込み。

なぜ、どちらか一方が欠けてもダメなのか?

この法則で最も重要なのは、足し算ではなく「掛け算」であるという点です。つまり、どちらか一方が「ゼロ」であれば、モチベーションも完全にゼロになってしまいます。

例えば、「絶対に痩せて健康になりたい!(価値=100)」と強く願っていても、「どうせ自分は何をやっても三日坊主だから無理だ(期待=0)」と感じていれば、一歩を踏み出すことはできません。逆に、「この方法なら確実に痩せられる(期待=100)」と分かっていても、「別に今のままで困っていないし、痩せる必要性を感じない(価値=0)」のであれば、やはり行動には移りません。


減量外来において最も重要なのは「自己効力感」

減量を意識する患者さんは、みなさん「健康になりたい」「以前の体型に戻したい」といった、減量に対する「価値」を大なり小なりありますがすでにお持ちです。つまり、掛け算の片方はすでに準備ができています。

だからこそ、私たちが治療において最も重視しているのは、もう片方の要素である「期待(=自分にもできそうだという自信)」を高めることです。この、「自分なら目標を達成できる」と信じられる心理状態のことを、専門用語で「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」と呼びます。


自己効力感を高める「4つの要素」

心理学者のバンデューラ社は、この自己効力感を高めるためには4つの柱(情報源)があると提唱しました。実は、このうち最初の3つは、医療や周囲の関わりによって後から引き上げることが可能です。

1. 遂行行動の達成(実際の成功体験)

「できた!」という自分自身の経験が、最大の自信になります。いきなり「10kg減量」を目指すのではなく、「まずは1週間、間食を半分にできた」「体重が500g減った」という小さな成功(スモールステップ)を積み重ねることが大切です。

2. 代理経験(他人の成功を見る)

「自分と似たような年齢や体重の人が、減量に成功した」という姿を見ることで、「あの人にできたなら、私にもできるかもしれない」と思えるようになります。

3. 言語的説得(言葉による励まし・自己暗示)

これは「あなたなら大丈夫、できますよ」と専門家や家族から太鼓判を押されること(他者からの説得)だけでなく、自分自身で「私はよくやっている、次もできる」と言い聞かせること(自己説得)も含みます。言葉の力は、脳のブレーキを外してくれます。

4. 情動的喚起(心身のコンディション)

ドキドキする不安や「また失敗するかも」という恐怖、心身の過度なストレスは自信を低下させます。逆に、リラックスして前向きな気分のときは、自信が湧きやすくなります。


冨田医院の減量外来が大切にしていること

当院の減量外来では、単にお薬を処方したり、一般的な食事指導をしたりするだけではありません。上記でご紹介した「自己効力感を高める4つの介入(成功体験、代理経験、言語的説得、情動的喚起)」を常に意識したアプローチを行っています。

  • 無理のない小さな目標を一緒に立て、診察のたびに「できたこと」をしっかりと確認し、成功体験(遂行行動の達成)を積み重ねます。
  • 当院で実際に一歩ずつ前進されている他の患者さんの事例などを交え、「一人じゃない」「自分にもできる」というイメージ(代理経験)を持っていただきます。
  • 診察室では、患者さんの努力や変化を医師として全力で応援し、また前向きになれる言葉をあるかじめ自分で考えておきそれを言い聞かせることなどをします(言語的説得)

減量は、精神力だけで耐え忍ぶものではありません。モチベーションの仕組みを理解し、科学的に「自信」を育てていけば、必ず心地よく続けていくことができます。

当院は八女市黒木町で診療しており肥満症の方に、減量外来を行っておりますので何か相談あればいつでも御相談下さい。
当院の減量外来に興味がある方は下記ページより参照下さい。
関連ページ:『冨田医院 減量外来専用ホームページ』


冨田医院
福岡県八女市黒木町
医師 岡田一樹

医療法人 尚恵会 冨田医院

医院名
医療法人 尚恵会 冨田医院
所在地
〒834-1217
福岡県八女市黒木町黒木87-1
電話番号
0943-42-0173
駐車場
有り